「人間将棋 姫路の陣」開催 秋晴れの姫路城に将棋ファンが大集合しました 

 

 

姫路が誇るランドマーク「姫路城」の世界遺産登録25周年を記念して、11月10日(土)、11日(日)の2日間にかけて、姫路城三の丸広場にて「人間将棋 姫路の陣」が開催されました。

 

人間将棋とは?

 

人間将棋とは古くは豊臣秀吉が伏見城で部下たちを将棋駒に見立てて、将棋の野試合を楽しんだという故事にならい、野外に設置した将棋盤でプロ棋士たちが甲冑や陣羽織などの戦国衣装をまとった人間の駒を指揮して対局するというユニークな催しです。

人間将棋は、将棋駒の生産量日本一の山形県天童市の伝統行事として有名ですが、今回は姫路の陣として、姫路城将棋フェス2018のメインイベントとして、開催されたのです。

 

  

 

 

「黒田官兵衛」をしのんで

 

将棋は相手から取った駒を自らの駒として使うことができ、姫路ゆかりの戦国武将「黒田官兵衛」の「人は殺さずに活かすべき」という哲学に通じるものがあります。

主催の姫路市によるとこの人間将棋のイベントを通じて、「黒田官兵衛」の足跡を長く記憶にとどめておきたいという目的もあるそうです。

 

 

 

姫路城は将棋一色に

 

本校からは11月10日(日)の朝から将棋サークルの有志メンバー6名が参加しました。

当日はメインイベントの人間将棋の前にトークショーとプロ棋士とのゲスト対局として将棋たのしい芸人でおなじみの「かまいたち」が来場しており、会場を大いに盛り上げてくれました。

 

  

 

 

人間将棋は大迫力

 

メインイベントの人間将棋は地元の中学生が駒として、それぞれが戦国時代に扮した衣装を着て参加していました。

残念ながら、写真ではうまく表現できないのですが、会場では上空から撮影された映像も映し出されており、すごい迫力でしたよ。

 

  

 

自由対局もありました

 

会場内には来場者が自由に対局できるコーナーも準備されており、本校からの参加メンバーも他校の高校生と対局する良い機会となりました。

残念ながら時間制限の関係上、勝敗が決する前に終了となってしまいましたが、その生徒とはまた別の大会での再会と再戦を約束し、次に向けての目標もできました。

 

 

 

姫路には将棋ファンがいっぱい

 

今回このイベントに参加した将棋サークルの有志メンバーたちは、とても有意義な一日を過ごすことができたと大満足でした。

人間将棋の迫力や将棋たのしい芸人「かまいたち」のトークショーも楽しかったですが、何よりも地元姫路で将棋ファンがたくさん集まるイベントはなかなかないので、世代を超えて共通の趣味を持った人たちとの交流は大いに刺激があったようですね。

将棋は特別な場所やお金を必要とせずに、いくつになっても楽しめる知の娯楽ですが、高校時代に経験した今日のことは、大切な思い出として心に刻まれたことでしょうね。